事務所ブログ
2016年3月10日 木曜日
中小企業事業協同組合
東京都文京区で弁護士をしている野口眞寿です。
今日は、顧問先の会社の新たな事業展開のために中小企業事業協同組合というものを作るため、東京都中小企業団体中央会というところに行ってまいりました。
中小企業事業協同組合というのは、ざっくりと言ってしまえば、小さな事業者が共同で仕入れや受注を行うことにより、大企業に匹敵するスケールメリットを発揮していこう、という団体です。
中小企業団体中央会は、そうした事業協同組合の設立・運営をサポートしている団体です。
例えば仕入れであれば、10個の企業がそれぞれ100個購入している商品があった場合に、ばらばらに購入するのではなく、一括で1000個発注することにより一個当たりの単価を下げてもらう、ということが可能になります。各企業にしてみれば、同じ100個を買うにしてもより安く買えることになるので、価格競争力が上がることになるのです。
また、中小企業事業協同組合は、そうしたスケールメリットを発揮する事業だけでなく、外国人を受け入れて実務研修を行うことも可能です。
この制度は、諸外国の労働者に対してその国では習得できない技能を日本で習得してもらい、帰国後その技能を生かしてもらうことで、その国の経済発展に寄与するものです。
日本の高い技術力、ジャパンブランドを世界に波及させていくことでもあり、非常に意義深い制度です。
今回の訪問は、こうした実務研修を行うことも視野に入れ、中小企業事業協同組合設立のための相談をしに行ったものです。
設立と運営に関する現場の意見を伺うことができ、組合の設立に向けて大きく弾みをつけることができました。
こうした新たな事業展開にかかわれるというのは、企業活動のダイナミズムを感じることができ、非常に面白いです。
今後も積極的にかかわっていきたいと思っています。
今日は、顧問先の会社の新たな事業展開のために中小企業事業協同組合というものを作るため、東京都中小企業団体中央会というところに行ってまいりました。
中小企業事業協同組合というのは、ざっくりと言ってしまえば、小さな事業者が共同で仕入れや受注を行うことにより、大企業に匹敵するスケールメリットを発揮していこう、という団体です。
中小企業団体中央会は、そうした事業協同組合の設立・運営をサポートしている団体です。
例えば仕入れであれば、10個の企業がそれぞれ100個購入している商品があった場合に、ばらばらに購入するのではなく、一括で1000個発注することにより一個当たりの単価を下げてもらう、ということが可能になります。各企業にしてみれば、同じ100個を買うにしてもより安く買えることになるので、価格競争力が上がることになるのです。
また、中小企業事業協同組合は、そうしたスケールメリットを発揮する事業だけでなく、外国人を受け入れて実務研修を行うことも可能です。
この制度は、諸外国の労働者に対してその国では習得できない技能を日本で習得してもらい、帰国後その技能を生かしてもらうことで、その国の経済発展に寄与するものです。
日本の高い技術力、ジャパンブランドを世界に波及させていくことでもあり、非常に意義深い制度です。
今回の訪問は、こうした実務研修を行うことも視野に入れ、中小企業事業協同組合設立のための相談をしに行ったものです。
設立と運営に関する現場の意見を伺うことができ、組合の設立に向けて大きく弾みをつけることができました。
こうした新たな事業展開にかかわれるというのは、企業活動のダイナミズムを感じることができ、非常に面白いです。
今後も積極的にかかわっていきたいと思っています。
投稿者 初雁総合法律事務所